2021/12/08

この記事は smasato ひとり Advent Calendar 2021 8日目の記事です。

なんだかんだでいつもこの時間帯に記事を書くことになり、まとまりのある文章が書けない日々です。

今日は三秋縋の「君の話」という小説を読み終わりました。この本は単行本で出版されたときに読んでいましたが、最近文庫版が出たので文庫版をKindleで読みました。

三秋縋の小説はほぼ全て読んでいて、いくつかの本は複数回読み直しています。人生にかなりの影響を受けていて、いつも「刺さるななぁ」と思いながら読んでいます。

結局のところ、十五歳ですべき経験は十五歳でしかできないし、もしその年齢でそれを経験できなかったら、後にどれだけ豊かな経験をしたところで、十五歳の俺の魂は永久に救われないんだ。

「君の話」ではここがもっとも刺さりました。 自分は中学2年から不登校で復帰せずに卒業し、高校もほとんど通信制だったので青春っぽいものは経験することがありませんでした。まぁ不登校になっていなくても経験していない気もしますが。

たぶん、この期間に経験できたかもしれないことの埋め合わせは今後もできないんだろうなぁと思って共感しました。

でも、この空白があったから今の自分がいるのかもしれませんがね。